ペットと家族のヒーリングサロン なる 代表
鍼灸師 ペット看護士
伊東 歩
いとう あゆむ
1969年2月4日生まれ
ホームページをご覧頂きまして、ありがとうございます。
【 ペットと家族のヒーリングサロン なる 】の代表、鍼灸師の伊東 歩(いとう あゆむ)と申します。
鍼灸治療をはじめてから、24年。
愛犬を亡くした患者さんが、そのショックから体調を崩してしまったことをきっかけに、動物への施術がはじまりました。
「こんな思いをするなら、もう二度と動物は飼えない」
という言葉が、とても重かったのを覚えています。
元々、動物が大好き…というわけではなく、小学校の頃は
「犬の世話なんて、めんどくさいなぁ」
と思いながら、当時飼っていた犬の散歩をしていたような普通の子どもでした。
1969年2月4日に山口県で生まれた私は、父の仕事の関係で、倉敷、鳥取と引っ越しが続きました。
引っ込み思案で、なかなか友達ができなかったのを覚えています。
毎年骨折…
大学進学で名古屋に。このとき、あるものにハマってしまいました。オートバイのレースです。名古屋から鈴鹿サーキットが近かったこともあり、気がつけば毎週通っていました。
一度決めたらトコトンやる性格なので、
「どうせレースするなら遊びじゃなくて、プロを目指そう。そして世界グランプリで活躍するんだ」
とかなり熱くなっていました。
努力する才能だけは持っていたので、とにかく夢中で練習しまくっていました。
「限界までやらないと、トップにはなれない!」
と思っていた私は、サーキットで走るたびに転倒していて、毎年骨折や入院を繰り返していたのです。
ときには、骨折した脚でレースに出場。松葉杖で表彰台にのぼったこともありました。
周りのレース仲間が、ひとり、またひとりとサーキットを去り社会人になる中、気がつけば10年目。
そこでようやくレースの成績が認められ、国際A級ライセンスを獲得!
国内の最高峰、全日本選手権への参戦が叶ったのです。長かった…。
ようやく掴んだ夢が
30歳を目前にして、とにかくこれから成績を残して「世界へのチャンスを掴んでやるんだ!」と意気込んでいたのですが‥
全日本選手権第3戦、鈴鹿サーキットにて、またしても転倒。
時速200kmくらいでマシンから放り出され、数十メートルも転がったのです。
転がっている最中に、「ああ、手が折れた‥ 今度は足だ‥」と分かりました。
すぐに救急車に乗せられ、そのまま緊急手術。
結局、そのまま引退という苦い経験ばかりの20代を過ごしました。
仕事がない…
レースを引退した時期は、バブル崩壊で不景気。
「今まで何やってたの? レース? 使えねーな」
私が入れる会社はありません。
「手に職をつけるしかない」
そこから治療家の道がはじまりました。
「困っている人を救いたい」
というような美談ではないのです…
でも、治療は私に向いていました。
トコトンやる
地道に努力する
性格が、治療技術を高めるには土台となってくれたのです。
犬がてんかん発作!
なんとか治療で生計を立てられるようになった私は、結婚し、娘が生まれました。
その娘が一目ぼれしたのが、わが家の長男『チョコ太郎』。
チョコ太郎には、持病があります。
てんかん発作です。
最初に発作を起こした時は、もうパニックでした。
突然「バタッ」と倒れたかと思うと、全身が震え出して、口から泡を吹いて、オシッコとウンチも垂れ流し。
数分後、けいれんが治まったかと思うと、目つきが鋭くなり、人(犬)が変わったかのように家族に向かって唸り出す。
撫でようと手を出したとたん、ガブリと噛まれました。
(マジ噛みで大出血です…)
そこから、てんかん発作を治そうと試行錯誤がはじまりました。
犬の生態を学んで
栄養学を取り入れたり
自律神経を整えたり
フラワーリメディを使ったり
ツボや経絡を刺激したり
気を流したり
電磁波デトックスしたり
アーシングしたり。
そのおかげで、ずいぶんと動物治療の勉強になりました。
できることはある
チョコ太郎以外の動物を、施術するつもりなんてなかったのですが…
ここで、冒頭の患者さんの話へと戻ります。
愛犬を亡くした患者さんが、そのショックから体調を崩してしまったのです。
「また、新しい子を飼ったら?」
と伝えたのですが、
「もう、こんな思いはしたくない」
との言葉。
苦しそうなのに、自分は何もできない。
何かしてあげたいけど、結局薬を飲ませることしかできなかった。
もっと他に、できることがあったんじゃないか。
もっと…
と、心残りが溢れてくる。
この患者さんがきっかけで、私は動物の施術をはじめることにしたのです。
20年以上東洋医学に携わってきて、それを動物のために活かそうと決めました。
現在の夢は、縁のあった東南アジアの「ラオス」で無料で整体を学べる学校をつくること。
厳しい現状のなかで将来をあきらめかけている若い人に、手に職を持って、生きる手段を手に入れてもらいたい。
そう思って、着々と計画を立てているところです。
まずはNPO法人国際学校建設支援協会を通じて、小学校建設のプロジェクトを支援。
2020年は落成式参加のためラオスに行ってきます。(コロナで延期)
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